日 時 2025年 10月28日(火)〜11月2日(日) 開館時間 10:00〜20:00
会 場 長崎県美術館 県民ギャラリーB・C室【入場無料】
主 催 RING ART
協 賛 長崎市
後援 駐日ポルトガル大使館 駐福岡大韓民国総領事館 在名古屋ブラジル総領事館 長崎県 長崎市 長崎県教育委員会 長崎市教育委員会 長崎大学教育学部 (一社)日本ポルトガル協会 長崎日本ポルトガル協会 朝日新聞社 西日本新聞社 長崎新聞社 NHK長崎放送局
October 28 (Tue) – November 2 (Sun) 10:00 AM – 8:00 PM Venue: Nagasaki Prefectural Art Museum, Prefectural Gallery
「8+9 2025」展
会 期:10/28(火)〜11/2(日)10:00~20:00(6日間)
会 場:長崎県美術館 県民ギャラリーB・C室(長崎市出島町2-1 電話 : 095-833-2110)
①「8+9 2025」作品展
◇内容:本展の被爆80年「8+9 2025」展では、RING ARTの前身の長崎大学井川研究室が企画した「被爆50周年祈念アートフェスティバル」展から今日まで継続した内容を踏まえて、平和を願う人々に勇気と希望を共有しながら、国内外の一般市民やアーティストから作品の募集を呼びかけ結集した展覧会で、メイン展示会場です。この展示空間①は、次の②〜⑦と一体化し、この平和な思いを込めた作品が個々に並びます。
② 「メッセージアート」
◇内容:文化活動や平和活動で活躍する方々が平和を言葉で表現した「メッセージアート」を展示します。美術作品とメッセージが一体化した展示空間を作ります。
(執筆者)
青来 有一(小説家)早見 堯(美術評論家) 菅 章(美術評論家・前大分市美術館館長)
長野 ヒデ子(絵本作家)高橋 眞司(哲学者) 宮田 徹也(日本近代美術思想史研究)
小畑 郁男(作曲家)藤松 綾子(十八親和アートギャラリー学芸員)平野妙子(“誓いの火”灯火台維持会)
山口 響(長崎の証言の会) 渡部 幹雄(和歌山大学名誉教授)竹下 芙美(長崎の被爆遺構を保存する会)〈敬称略〉
③「レクイエムの展示コーナー」
◇内容:ここでは、『継承と記憶』と位置づけて、被爆者が水を求めたモチーフを作品化した韓国作家の姜バレム氏の作品や、被爆画家(故・川口和男氏、故・一瀬比郎氏)の作品、被爆柿の木をモチーフの木版画など、被爆に関連した作品等を展示します。また長崎との文化交流にご尽力された故フランシスコ・ラランジョ教授(ポルト大学名誉教授)を追悼する作品を、その他の関連のレクイエムや平和や愛などの作品を展示し、生きることの意味も問います。
④「折り鶴幾何学」
◇内容:「折り鶴幾何学」とは、折り鶴を開いた展開図に折り目ができ、その線に沿って着彩 すれば、作る人によって独自のデザインが生まれます。誰でも簡単に制作でき、また平和とアートが一体となって、楽しみながら制作できる方法です。このコーナーには、学校現場で制作された作品も展示します。(井川惺亮による考案)
⑤「国際子ども平和展」
◇内容:子どもたちの作品は、ポルトガル・ブラジル・韓国・中国・日本から募集し、展示します。こうして平和の思いを伝えながら、同時に鑑賞会も行います。これにより更に子どもたちは平和の有難さを深めます。
⑥ 竹下芙美さんと語ろう&「折り鶴ワークショップ」
会 期:11/2(日)14:00〜15:30 会 場:展示場
講 師:竹下芙美氏(被爆遺構を守る会)
◇内容:今回も竹下氏の著書、絵本:「忘れないで 長崎原爆とさくらこちゃん」を、このワークショプの「折り鶴」を制作中に竹下氏ご自身が読み聞かせします。被爆78、79年の「8+9」展の時も、子どもたちに分かりやすく、とても好評でした。※出来あがった「折り鶴」を「レクイエムの展示コーナー」の前に子どもらと一緒に飾ります。
⑦「鑑賞会」を2つ(AとB)実施します。
◇内容:アートを担う若者たちのため、また一般市民の美の感性を高めるために作品展の鑑賞会を行い、講師との交流を深めます。講師は国内外の専門家をお迎えします。
A講師:姜 バレム氏(昌原大学校名誉教授)
会期:10 /28(火) 14:00〜15:30(オープニングセレモニー後実施)
B講師:菅 章氏(美術評論家・前大分市美術館館長)
会期:11/1(土)14:00〜15:30 会場:同展示場
※上記の展覧会・関連イベントは、すべて入場料・参加費無料